第13回日本結節性硬化症学会学術総会

第13回日本結節性硬化症学会学術総会 会長挨拶

 この度、第13回日本結節性硬化症学会学術総会の会長を拝命しました、愛知医科大学医学部小児科学講座の奥村彰久です。 今年度の学術総会は、2025年9月7日(日)に名古屋大学医学部附属病院(愛知県名古屋市)にて開催します。 昨年度に引き続いて愛知県での開催になります。 ハイブリッド開催といたしますので、名古屋までお越しいただくのが難しい方もオンラインでご参加いただけます。
 皆様ご存じのように、結節性硬化症は過誤腫の発生を特徴とする遺伝性疾患であり、全身の様々な臓器に腫瘍を形成するため脳・腎・心・肺・皮膚などに様々な症状が発現します。 これらの症状は、患者さんの生涯にわたって発現するため、小児期から成人期、老年期にいたるまで継続的な医療が必要です。 現在では遺伝子変異に対応した薬剤の投与が可能となり、長期生存も可能となってきました。 しかしながら、未だ多くの課題が残されています。日本結節性硬化症学会は、医療従事者のみならず患者さんやその保護者やご家族とともに、結節性硬化症に関する諸問題に取り組んできました。
 今回の学術総会のテーマは「明日を拓く」としました。 結節性硬化症の今後の課題を考えそれにどのように取り組んでいくかを、医療従事者と患者さんやその保護者やご家族の皆様とともに話し合う場として提供したいと考えております。 会場の名古屋大学医学部付属病院は、JR名古屋駅から中央線で2駅の鶴舞駅の目の前にあり、アクセスは良好です。 ハイブリッド開催ではありますが、ぜひ会場に足をお運び頂き、直接交流を深めていただきたいと思います。

第13回日本結節性硬化症学会学術総会
会 長  奥村 彰久
(愛知医科大学 医学部 小児科学)

事務局

第13回日本結節性硬化症学会学術総会
愛知医科大学小児科学内
TEL:0561-62-3311
(AM9:00~PM5:00 土日祝休み)